
奥深かった猫じゃらし
こんにちは。シカマキ写真館です。時々、ぬこさまも撮影させていただくことがあるので、その時は「ネコマキ写真館」と名乗っております。
そして猫の撮影が滞りなく、猫にもストレスなく進むように、日々現場で技術を磨いています。
今日は猫の撮影現場でアシスタントを務めてきました。そこで得た「猫じゃらし」に関する学びがとても大きかったので、猫の撮影に関わる方、愛猫の写真をうまく撮りたい飼い主さんに向けてシェアできたらいいなと思います。
猫じゃらしは5本持参。プロの現場で言われた一言
今回の撮影には、猫じゃらしを5本持って行きました。私がすごいな、、と思っているペットシッターYAMAZAKIさんは、じゃらしを100本ほど持っているそうです。それぐらい猫によって反応するおもちゃが違うため、猫撮影では複数の猫じゃらしを用意しようと心がけ始めました。
実は、ペットフード店舗の同僚スタッフさんから、こんなアドバイスをいただきました。
「本体(持ち手の軸)は、針金タイプの方がいいですよ」
理由は、動きがリアルになるから。針金はしなりが独特で、先端が小動物や虫のような不規則な動きをします。猫の狩猟本能を刺激するには、この「リアルさ」が重要なのだそうです。
振るだけではダメ。「緩急」「上下運動」「キレ」が鍵
実際に針金タイプを試してみて分かったのは、ただ振るだけでは猫は興味を持ってくれないということ。
猫の目線を引きつける猫じゃらしの動かし方のポイントは、次の3つです。
緩急をつける — 一定のリズムではなく、止めたり素早く動かしたり
上下運動を入れる — 横に振るだけでなく、跳ねるような縦の動き
キレの良い動き — ダラダラ動かさず、シャープに。素早く動かす、止める。
獲物のような「予測できない動き」を再現できて初めて、猫はカメラの前で生き生きとした表情を見せてくれます。

先端パーツの好みは猫それぞれ
猫じゃらしの先端についているパーツにも、猫ごとの個性が出ます。今回は、長細い紐が束になっているタイプに夢中になる子もいれば、まったく反応しない子もいて、とても面白い発見でした。
だからこそ、猫撮影の現場にはタイプの違う猫じゃらしを複数本持っていくことが大切だと思いました。
「何回振っても見てくれない」原因は、猫の視界の外だった
撮影中、猫じゃらしを何度振っても猫が見てくれない場面がありました。
よく観察して気づいたのは、自分がカメラへの写り込みを気にしすぎて、猫から離れた位置でバタバタしていたこと。つまり、猫じゃらしが猫の視界にそもそも入っていなかったのです。
そこで、猫にぐっと近い位置で上下運動をさせてみたところ、しっかり目で追ってくれるようになりました。
猫の視界は、人が思っているほど広くありません。そこまで遠くは見えていないように思えました。 猫じゃらしを使うときは、「猫の視界に入る距離」を把握したうえで、キレ良く動かすことが何より重要です。

まとめ:猫撮影で猫じゃらしを活かす3か条
本体は針金タイプを選ぶ(動きがリアルになる)
緩急+上下運動+キレのある動きで狩猟本能を刺激する
猫の視界に入る距離で使う(離れすぎは見えていない)
最後にひとつ。今回の撮影で、猫の目線をもらう一番良い方法を見つけました。
……が、それはまた別の機会に書きますね。お楽しみに。
猫の撮影が滞りなく進むよう、今日も現場で工夫を重ねています。猫撮影のご依頼・ご相談はお気軽にどうぞ。


