資格がない仕事だと、パッと経歴を話して欲しいと言われる時に困ることが多い。弁護士、税理士、社労士、TOEICほにゃらら点。とても伝わりやすくていいなと思っています。
最近はカメラ業界も資格らしき話なのか、まるまる協会の認定フォトグラファーです、と耳にすることが増えてきていて、資格欲しさに門を叩いてみようかなと思ったりもしたことがある。わかりやすい経歴にしたいという理由でもあります。
実際、私、結婚式を15年間、撮影してました。
1000組以上、結婚式を撮影させていただきました。
と言われたとしても、
実は、私が聞いた側だったらイメージがわかない。。
結婚式撮影のキモって言われると、パッと頭の中に浮かぶのは
「撮影を失敗しない対処方法」
「会場での撮影のお作法」
「決めシーンを知っておく」
などなどがあるけど、伝わりにくいのが悩みどころでもあります。
なぜならみなさんにとって結婚式って毎年繰り返されるものでもなければ
あまりにも日常とはかけ離れた現場だから、ああ、あれね、という共通項が見つからないし、そもそもスタッフの裏側はお客さんには見せないから、どれだけ大変な現場なのかがわからなかったりしますよね。
もっと具体的に言う方がいいのかしら。
8時間以上、ぶっ通しで撮影してきました!
5分で200万円の指輪をさくっと撮影できます!
泣き腫らした花嫁のつけまが取れているのを望遠で確認して介添さんに速攻で報告できます!(メイクさんたちも助かるチームワーク)
ついでに、つけまが取れているのが分からないように撮影できます!
静かなチャペルの中で足音を出さずに歩いて、お腹が鳴ることなく撮影できます!
1000組のうち、ほぼ99%のブライダルキスを撮影できました!
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・・・・・きっと違うんだろうなと思う。
花嫁さまの口コミで指名をいただきました!
知らない間に自分の名前がプレ花嫁さまに広がってました!
とかを期待されるのかな。
(伝え方が難しくて公表していないですが、どちらも私のことです。ちょっとしたブームに巻き込まれたことがありました)
もし、私がカメラマンに撮影をお願いする場合、
確実に、
つけまが取れていることを報告してくれて、
歩いている音が出ない靴を履いて来てくれる方に
お仕事を依頼したいと思います。
ついでに話が逸れるけど、某ドラマの玉森さんのようなカメラマンは髪の毛の色でアウトだろうな、とドラマの内容が入ってこなくなるぐらい違和感がありました。