こんにちは。題名、ポエマーなシカマキです。
はい、時々、ポエム入るんです私。
中学の頃から、銀色夏生さんが好きでした。写真の原点はこの方のポエムに添えられている写真を見ていて、感情✖️ビジュアルの融合って出来るんだなーと知ったキッカケになったのでした。

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ああ。この題名。思春期だわ。でも好き。

私は、撮りすぎる

先日、七五三を撮影させてもらったご家族からこんなメッセージをいただきました。
（シカマキ写真館として人間の写真もたくさん撮影させていただいております。詳しくはこちら
https://www.shikamaki.com/

「こんなに撮ってもらってびっくりです。追加料金お支払いします！」

神社から隣接する公園に行き、一緒にワイワイ遊びながらお写真を撮らせてもらいました。一緒にいる時間が長いと、主役のお姉ちゃんも調子が出てきて、いろいろな技を披露してくれます。

ご家族もノリが良くて、面白い顔をしてくれたり、爆笑したり、
そしてママさんもお着物だし、お着物を着る機会がそんなにないのであれば、これは記録として残しておかねば、とママをソロで撮影。

そうしたら、ママに主役のお姉ちゃんが抱きついてきたから、一緒に撮ったり、、

で、ママをソロで撮ったらパパも撮ろうか、、、からの、お姉ちゃんがパパに抱つきに、、、、、来ないんかーい！！

という、一連の流れがありました。
めっちゃ楽しかったです。

インスタライブにいいねを送るようにシャッターを切る

ご家族の参加により、私のカット数は増えていきます。
面白い！すごい！すてき！と思うと、まるで「いいねボタン」を押すようにシャッターを切ってしまいます。

表現が適切なのかどうか不明ですが、動画配信にスーパーチャットを出すようにシャッターを切ります。
インスタライブに❤️を送るイメージです。

そりゃ、2時間の撮影に、1200枚ぐらい撮影してしまいます。
全てもらっても困ると思うので、300枚前後に収めようとしております。
300枚もらったらびっくりされますよね。
（これは撮影する時間やタイミング、状況によって前後しますので目安ではあります）

ブライダルカメラマン、でした。

この流れに合わせて、とある「癖」が出てきます。
私はブライダルカメラマンでした。
生涯でなかなか経験しない、皆様が気合を入れて作り上げる結婚式というイベントを撮影していたので、細かい部分にも気合が入っているからこそ、写真で残しておきたいというお願いもされてきました。
余命3ヶ月の新婦の母が参加されていたりすると、もう、必死でした。

そして、結婚式って新婦たちは声には出していないけど、本当に大切に思っている「物品」や「モノ」を持ってきたり身につけていたりするイベントでもありました。全てのものに「物語」がありました。

その物語を「想像しながら」キャッチしながら撮影していく。。
要望に出てないけど、これ大切じゃない？と心の中で主役と想像上の会話していく撮影だったり。

妄想スタートしました

なので、勝手に色々と想像しながら撮影しちゃうんです。
髪の毛の飾りも、実は誰かの手作りかもしれません。
着物の色が好きだと言っていたので、もしかして、、と気になって聞いて見たら、やっぱり「購入した」着物。
このあとこの着物は戸棚に仕舞われて、5年後にひょっこり出てきて、
そういえばあの時の写真を見返したくなったときに、
正面以外の、帯の感じなども思い出せるようになったらいいな、、と思いながら、帯を撮影したり。

着付けをしてくれた方にお写真をプレゼントした時に、その方がこだわっていた部分を残してあげれたらいいな、、とか。

この文章を書いていて、自分で驚いております。
ぶっちゃけ全て私の妄想ですよね（笑）
変態の域です。

でも、着物や髪飾りの物語を勝手に作って撮影しています。
するとねー、枚数が増えるんですよね。

そのような理由から、私はさまざまなイベントでこんなに「素敵だな」と思った瞬間があるんです！というのを押し付けつつ、枚数を多めにお渡ししちゃってます（笑）

商業ベースに乗れない

これは私の仕事です。
採算が合わないと仕事とは言えません。
一度割り切って撮影する方向にチャレンジしたこともあります。でもストレスが溜まりました。私には向いていなかった。だから、腹を括って続けてます。

世界を前向きに見るためのスイッチ

写真の良いところ。
カメラを持つと、世の中の「素敵なこと」を探し始めるんです。
私にとっては、カメラは世界を前向きに見るためのスイッチなのかもしれません。

・・・・はい。ポエマー出てきました。
うざくてすいません。

その場を惜しむように撮影する癖は、ブライダルカメラマン以外の出来事でも強化されたのですが、それは話が長くなるのでまた今度。

https://note.com/shikamakiphoto